
病院見学で何を質問すればいいかわからない…
「これだけは聞いたほうが良い!」って質問を教えて!
転職活動において、求人票やHPだけでは分からない職場の実態を知れるのが病院見学。
しかし質問を準備しないで行くと、入職後のミスマッチは防げません。
実際、私は過去に10回以上の見学経験がありますが、見学した職場が
- ノルマ単位数が21単位
- 平均残業が月30時間
- 男性の育休取得率0%
といった、典型的なブラック職場だった経験があります。




そこで本記事では、入職後に後悔しないために、病院見学で絶対に聞くべき質問について解説します!
本記事を読めば、上辺だけの情報に騙されず、ホワイトな職場を見極められるようになりますよ。
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理学/作業療法士が病院見学で聞くべき質問【業務編】



まずは、入職後の働きやすさに直結する業務内容についてです。
ここを曖昧にしたまま入職すると、最悪の事態になりかねませんので遠慮せずに切り込みましょう。
担当患者数・単位数
「1日平均どのくらいの単位数を取得されていますか?」
「1日平均、何名くらいの患者様を担当されていますか?」
「1日平均どのくらいの単位数を取得されていますか?」
「1日平均、何名くらいの患者様を担当されていますか?」
これは実質的なノルマを確認する重要な質問です。
「ノルマはありますか?」とストレートに聞くと印象が悪くなるので、「平均患者・単位数」という言葉で聞くのがポイント。
以下の基準を超えるようなら、ブラック職場の可能性を考慮しましょう。
| 急性期病院 | 18単位/12名 |
| 回復期病院 | 18単位/6名 |
| 訪問リハビリ | 1日6名 |




もし平均21単位以上なら、入職は避けたほうが無難かも…
7時間も臨床業務のみに使ってたら、昼休憩ナシか残業が確定している職場だからね…



一日のスケジュール・カルテ記載の時間
「1日の業務スケジュールはどのような流れですか?」
「みなさんは、カルテ記載や計画書の作成をどの時間帯に行われていますか?」
「1日の業務スケジュールはどのような流れですか?」
「みなさんは、カルテ記載や計画書の作成をどの時間帯に行われていますか?」
単位/患者数とセットで聞くことで、サービス残業の有無が確定できます。
「残業はありますか?」と聞くよりも、いつ事務作業をしているかを聞く方が、職場の実態が見えてきますよ。
意外と見落としがちなのが、朝の始業時間。
例えば、「8:30始業」となっているのに、「8:30から朝礼・ミーティング開始」というスケジュールになっていませんか?
もしそうなら、着替えや情報収集は8:30までに行う必要があり、朝の30分がタダ働きになる可能性が高いです。
使用者の指示により、就業を命じられた業務に必要な準備行為(着用を義務付けられた所定の服装への着替え等)や業務終了後の業務に関連した後始末(清掃等)を事業場内において行った時間




厚労省も「業務に必要な着替え=勤務時間」って言ってるよ!
対象疾患とリハビリテーションの方針
「入院されている患者様は、どのような疾患の割合が多いですか?」
「リハ科として、重視されている方針や手技などはありますか?」
「入院されている患者様は、どのような疾患の割合が多いですか?」
「リハ科として、重視されている方針や手技などはありますか?」
- 患者の年齢層
- 疾患の割合(脳血管・整形・循環器など)
- 治療方針
これらがズレていると、モチベーションが保てず、早期離職の原因になります。
ちなみに「どうしてもこの手技を学びたい!」という強い意志がないなら、特定の手技を推奨していない職場をおすすめします。
なぜなら、院内勉強会の回数が多くなる傾向にあるから。
スキルアップという名目で、業務終了後の勉強会や学会発表が強制され、いわゆるやりがい搾取になりがちです。




長く安定して働き続けるためには、プライベートを犠牲にしないことも重要だよ!
勉強会・症例検討会の頻度と時間帯
「院内勉強会や症例検討会は、どのくらいの頻度で行われていますか?」
「また、それは業務時間内に行われますか? それとも業務終了後でしょうか?」
「院内勉強会や症例検討会は、どのくらいの頻度で行われていますか?」
「また、それは業務時間内に行われますか? それとも業務終了後でしょうか?」
理学療法士としてスキルアップするために勉強は欠かせませんが、頻度が高すぎる職場は考えもの。
特に若手のうちは「多くのことを吸収したい!」という意欲が高いため、「勉強会が多い=成長できる良い職場」と捉えがちです。
- 業務終了後の拘束:18時開始だと、帰宅は20時過ぎ
- 残業代が出ない:ほとんどの場合、自己研鑽扱いでタダ働き
これでは、ワークライフバランスが崩壊してしまいますよね。




私の経験上、どれだけ多くても月1回までが、仕事とプライベートを両立できる現実的なラインですよ!
部署・院外異動
「系列の施設もありますが、数年おきに部署異動や、別の施設への転勤などはありますか?」
「男女比率はどのくらいでしょうか?」
「スタッフの方の年齢層や、経験年数の構成はどのようになっていますか?」
「男女比率はどのくらいでしょうか?」
もし志望している職場が、複数の系列病院や介護施設(老健・訪問など)を持っている場合は、この確認は必須です。
なぜなら、異動に関する詳細は、募集要項には書かれていないことがほとんどだから。
最悪の場合、
- 通勤時間が30分→1時間
- 急性期→回復期
- 病院→施設
といった異動により、働き方そのものを一気に悪化しかねません。




入職してから「無理です!」と言っても、「じゃあ辞めるしかないね」と言われて終わるので、必ず確認しておこう!
理学/作業療法士が病院見学で聞くべき質問【待遇・福利厚生編】



続いて福利厚生について、聞くべき質問は以下4つ。
有給休暇と長期休暇の実績
「有給休暇の取得率はどの程度でしょうか?(平均で年間何日くらい消化されていますか?)」
「年に1回程度、スタッフの方は長期休暇を取られているのでしょうか?」
「有給休暇の取得率はどの程度でしょうか?(平均で年間何日くらい消化されていますか?)」
「年に1回程度、スタッフの方は長期休暇を取られているのでしょうか?」
長期的に働いていくためには、休暇は欠かせません。
理学療法士は医療職の中でも、唯一夜勤がなく、本来はワークライフバランスが高い職種。
その特権を活かせない職場を選んでしまうのは、ホントにもったいないです。
- 有給取得率:80%以上
- 取得日数:年間15日以上の実績
- 連休:7日以上の長期休暇が可能
実際、有給や夏季休暇の制度自体はあっても、
- 管理職の圧で有給取れない
- 1日に休める人数が少なくて休めない
- 長期休暇は年末年始だけ
といった職場は山ほどあります。
だからこそ求人票の数字だけでなく、見学で休暇の実績を聞くことが重要ですよ。




大規模な急性期病院ほど休みが取りやすい仕組みが整ってるから、休みを重視している方は検討しても良いかも!
勉強会・学会費の補助
「学会発表や、院外の勉強会参加に対する費用の補助はありますか?」
「もし補助を受けた場合、部署内での伝達講習は必須でしょうか?」
「学会発表や、院外の勉強会参加に対する費用の補助はありますか?」
「もし補助を受けた場合、部署内での伝達講習は必須でしょうか?」
勉強会や学会費の補助制度も、募集要項には記載されていないことがほとんどで、多くの人が見落としがちなポイント。
- 新人教育プログラム
- 興味のある分野の院外勉強会
- 認定理学療法士などの資格取得講習
これらに参加するたびに、毎回数千円〜1万円を自腹で払っていると、ボーナス一回分が吹き飛ぶくらいの金額になってしまいます。
経済的な不安なく学び続けるためにも、病院側がコストを負担してくれるかは大事ですよ。
職員食堂
「職員食堂はありますか?(利用できますか?)」
「利用できる場合、1食いくらぐらいでしょうか?」
「職員食堂はありますか?(利用できますか?)」
「利用できる場合、1食いくらぐらいでしょうか?」
病院勤務ならではの大きなメリットが、職員食堂の存在ですよね。
昨今の物価高で、会社員の平均昼食代は709円と過去最高を記録しました。(2024年会社員のお小遣い調査)
一方で、病院の職員食堂を利用すれば、定食が300〜500円に収まるケースがほとんど。
- 外食派: 700円 × 20日 = 14,000円
- 社食派: 400円 × 20日 = 8,000円




年間5万円以上の差になりうるから、職員食堂はチェックしておこう!
逆に、訪問リハビリや小さなクリニックでは職員食堂がないことがほとんどです。
そのため、訪問系を志望する場合は以下の点を確認しておくと安心ですよ。
- 会社提携の仕出し弁当の有無
- 昼食補助の有無
男性の育休取得実績
「子育て中のスタッフさんは多いですか?男性スタッフも育休取得は可能ですか?」
「もし取得されている場合、どのくらいの期間取得されていますか?」
「子育て中のスタッフさんは多いですか?男性スタッフも育休取得は可能ですか?」
「もし取得されている場合、どのくらいの期間取得されていますか?」
近年は、男性も育休取得を強く推進されていて、2024年度は取得率が40.5%と過去最高を記録しました。(雇用均等基本調査)



世の中的には、男性も育児参加して当たり前という流れになっています。
しかし、残念ながら
- 「男は仕事が優先!」
- 「育児は女性の仕事だろ?」
- 「育休なんて他のスタッフに迷惑だろ?」
いまだに、このような昭和的な価値観を押し付ける管理職が存在します。




実際、私の友人もこのパターンの職場に当たってしまい、制度はあるのに泣く泣く取得を諦めていました…
これだけ国が推進しているのに、男性育休の実績がない(または極端に短い職場)は、時代の変化にアップデートできない職場です。
将来性という意味でも、避けたほうが無難でしょう。
理学/作業療法士が病院見学で聞くべき質問【その他】



その他、聞いておくべき質問は以下2つ。
スタッフの年齢層・男女比
「スタッフの方の年齢層や、経験年数の構成はどのようになっていますか?」
「男女比率はどのくらいでしょうか?」
「スタッフの方の年齢層や、経験年数の構成はどのようになっていますか?」
「男女比率はどのくらいでしょうか?」
ブラックな職場かをカンタンに見分けれるのが、この質問。
年齢層と男女比を知ることで、職員に定着しているかが一発で分かりますからね。
- 40代以上と若手(3年未満)に二極化している
- 女性が少ない
- ママさん(時短勤務者)が少ない
この構成になってしまう理由は、子育て世代の中堅層が辞めているから。
- 給料が上がらない
- 残業が多い
- 休みの融通が利かない
このように、ライフイベントの変化に対応できない職場である可能性が高いので注意しましょう。
採用試験
「採用試験の筆記試験は、どのような形式(小論文、専門試験、適性検査など)でしょうか?」
「面接の際、特に重視されているポイントがあれば教えてください」
「採用試験の筆記試験は、どのような形式(小論文、専門試験、適性検査など)でしょうか?」
「面接の際、特に重視されているポイントがあれば教えてください」
採用試験については聞かない人が多いのですが、聞くと意外とすんなり教えてくれます。
実際、私も病院見学の際に質問したところ、以下の情報を教えてもらえました。
- 筆記試験の出題形式
- 面接官の人数と役職
- 重視しているポイント




これらを知っておくと、自己PRや志望動機の方向性を相手が求める答えに寄せることができるよ!
つまり、カンニングに近い状態で試験に臨めるようなものです。
「教えてもらえたらラッキー!」程度に聞いて、対策のヒントを持ち帰りましょう。



理学/作業療法士が病院見学で聞いてはいけないNG質問



ここまで「ガンガン質問しよう!」とお伝えしてきましたが、NG質問も存在します。
あなたの印象を一瞬で悪くしてしまうリスクがあるので、絶対に避けてくださいね。
求人票・ホームページを見ればわかる質問
「病床数はいくつですか?」
「経営理念はどのようなものですか?」
「どんなリハビリ機器がありますか?(HPに載っている場合)」
「病床数はいくつですか?」
「経営理念はどのようなものですか?」
「どんなリハビリ機器がありますか?(HPに載っている場合)」
これを聞いた瞬間、採用担当者は「あ、この人ウチのホームページすら見てきてないな」と思います。
つまり、志望度が低いと判断されかねません。
病院見学はお客様気分で行くものではありません。
最低限の基本情報である、
- 病床数・施設基準
- 法人やリハビリ科の理念
- 採用試験の概要
などは、事前に頭に入れてから行くのがマナーです。




調べれば分かることに時間を使わず、現場に行かないと分からないことを聞くために質問タイムを使いましょう!
条件面ばかり質問するのはNG
「給料はいくらですか?」
「残業代は1分単位で出ますか?」
「有給はすぐに使えますか?」
「ボーナスは安定してますか?」
「給料はいくらですか?」
「残業代は1分単位で出ますか?」
「有給はすぐに使えますか?」
「ボーナスは安定してますか?」
もちろん条件面は重要ですよね。しかし、質問のバランスを間違えてはいけません。
業務内容について聞かず、最初からお金や休みについて質問するのは絶対にNG。
たとえば、婚活パーティーで出会った初対面の人に、「はじめまして。年収はいくら?土日は休み?貯金いくらある?」 なんて聞かれたらどう思いますか?




「うわ、金目当てかよ…」と引いてしまいますよね
病院見学もこれと同じです。
まずは職場への興味関心を示した上で、信頼関係を作ってから条件面をサラッと聞くのがマナーです。
そうは言っても、
- 「転職後の年収や福利厚生が不透明なのは不安…」
- 「残業の実態は絶対に知りたい!」
という方は、無理に自分で聞こうとせず、転職エージェントに相談しましょう。
エージェントなら普段の営業活動によって、求人票にはない内部情報を持っていますよ。



理学/作業療法士の病院見学に関するよくある質問



最後に、見学の際によくある細かい疑問にサクッとお答えします。
まとめ|病院見学の質問の質で入職後の未来が決まる



本記事では、理学療法士が病院見学で聞くべき質問リストと、ブラック職場を回避するための視点について解説しました。
病院見学は、ただ施設の外見や設備を確認するツアーではありません。あなたがこれから長く働く職場を選別するための重要な転職活動の一つです。
今回の質問リストを参考に、遠慮せずにガンガン質問してください。
入職してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないようにしましょう。
「転職で失敗したくない!」という方は、ぜひ『理学療法士の転職活動ガイド』もあわせてご覧ください。
実際に年収120万アップの転職に成功した私が、求人探し〜面接までの具体的な方法を解説しています。



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