
「職務経歴書は初めてで、なにから書けばいいかわからない…」
「テンプレートや例文があれば参考にしたいなぁ。」
職務経歴書は、履歴書と並んで、採用担当者があなたを知る“最初の判断材料”です。
とはいえ、転職を機に初めて職務経歴書を書くため、上記のような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
本記事では、職務経歴書が初めて作成する方でも安心して書けるように、
- 職務経歴書の基本構成
- 差がつく自己PRの書き方
- 職務経歴書に関するよくある質問
をわかりやすく解説します。




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この記事を読めば、自信を持って職務経歴書が書けるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。



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実際に3社から内定をもらった方法をステップ形式でわかりやすく解説します。



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まずは、職務経歴書のテンプレートをダウンロードしていきましょう。
ジョブメドレーなどでも無料配布されていますが、
実際に使ってみると「理学療法士向けには使いづらい…」と感じることも多いです。
そこで本記事では、筆者自身が転職活動中に作成したテンプレートを無料配布します。




「手書き指定」の職場でも、下書き用として活用できるので便利だよ。
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本記事でも、このテンプレートを元に解説するので、
「同じように作りたい」という方は先にダウンロードしておくとスムーズです。
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理学療法士の職務経歴書の書き方と記入例



職務経歴書は、以下の4つのパートで構成されています。
例文付きで解説していきます。
- 職務要約
- 職務経歴
- 資格
- 自己PR
職務要約



「職務要約」は、職務経歴書の冒頭に記載する“キャリアの要約”です。
これまでの経験・スキルを簡潔にまとめることで、読み手に「どんな理学療法士なのか」を伝える役割を担います。
第一印象を左右する重要パートなので、「この人に会ってみたい」と思わせる内容を意識しましょう。
書く内容としては
- これまでの業務内容、経験年数
- 学んだ内容、得意分野
- 専門性、強み
を、厳選して3〜5行で書くのがおすすめ。




「成果」「数字」を盛り込んでみると、さらにgoodだよ。
ポイントを踏まえて、例文を紹介します。
理学療法士として、整形外科クリニックで7年間勤務し、術後リハビリを中心に専門性を高めてきました。
年間200名以上の患者を担当し、治療計画の改善によりADL向上率を前年比15%向上。
現在は訪問リハ領域において新規プログラム開発にも従事し、サービス継続率80%を達成しています。
理学療法士として三次救急病院に11年間勤務し、特に心臓リハビリテーションの分野で専門性を磨いてきました。
外来リハビリへの移行支援や地域連携体制の構築に取り組み、年間300名以上の心疾患患者のリハビリを担当。
運動負荷量調整に関する院内マニュアル作成や学会発表の実績もあり、組織内での教育・指導にも携わってきました。
職務経歴



「職務経歴」は、これまでの勤務先や担当業務、実績などを詳細に記載するパートです。
ただ経歴を並べるのではなく、“どのような貢献をしてきたか”を事実ベースで伝えることが重要になります。
書く内容としては、
- 勤務先情報
- 雇用期間・雇用形態
- 業務内容
- 実績
の要素を、時系列でシンプルにまとめましょう。
以下に、実際の形式で記載した例を紹介します。
医療法人 〇〇会 〇〇病院 | |
---|---|
<勤務先情報> <雇用期間・雇用形態> <業務内容> <実績> | 回復期リハビリテーション病棟 病床数 〇〇床 20◯◯年◯月◯日〜現在 正社員として勤務 ・運動器疾患、廃用症候群、脳血管障害等リハビリテーションを担当 ・新人教育 ・栄養サポートチーム(NST)への参加 ・第◯回 東京都理学療法学術大会 演題発表 タイトル「◯◯◯」 大会優秀賞受賞 ・第◯回 臨床実習指導者講習会 修了 ・業務効率化のためのプロジェクト推進 ①評価業務や訓練記録のテンプレート化を行い、スタッフ全体の業務効率を20%向上 ②新人教育マニュアルを作成し、研修期間を従来の3カ月から2カ月に短縮 |
資格



「資格欄」には、業務に関連する資格を正式名称で、取得順に記載しましょう。
履歴書にすでに記載している場合、省略しても構いませんが、欄がある場合は記載しておくとよいでしょう。
実際の記載例を紹介します。
略称 | 正式名称 |
---|---|
理学療法士 | 理学療法士免許 |
呼吸療法認定士 | 3学会合同呼吸療法認定士 |
認定理学療法士 | 脳卒中認定理学療法士 |




「仕事に直接関係ないけど、意欲は伝えたい…」という資格がある場合は、履歴書の本人希望欄で補足すると良いよ!
▶詳しくは:理学療法士の履歴書の書き方|志望動機の例文つきで転職成功率アップ!
自己PR



自己PR欄は、職務経歴書の中でも採用担当者の目に留まりやすい最重要パートです。
- これまでの経験やスキル
- 自分を採用するメリット
を明確に伝えることで、採用の後押しにつながります。




「これまでの実績×これからの貢献」をセットで伝えることがポイント!
具体的には以下の項目を含めると、採用担当にも伝わりやすいです。
- 自分の強み・専門性
- 採用側のニーズに合ったスキル・人柄
- 学会発表・プロジェクト経験
- 将来のキャリアビジョン
差がつく「自己PR」の書き方と成功例



採用担当者が職務経歴書のなかで、特に注目するのが「自己PR欄」です。
しかし、
- ポイントはわかっても、どうまとめればいいのか迷う
- 自分の強みがうまく伝えられない
と悩む方も多いのではないでしょうか。
でも安心してください。
本章では、転職を2回成功させた筆者が、実際に使った自己PRの成功例を公開します。
さらに、読み手に響く構成や書き方のコツもあわせて解説しますので、ぜひご自身の経験にあわせてアレンジしてみてください。
【成功例①】患者のやる気を引き出すコミュニケーション力
以下の自己PRでは、コミュニケーション能力を強みとして、
- 患者のモチベーションアップ
- その結果、得られた早期退院
という成果をアピールしています。
数字での成果が出しにくい方も、
- 行動
- 変化
- 成果
の流れを意識すれば、十分アピールできます。
私は、コミュニケーションを通じて信頼関係を築き、患者様のリハビリへのモチベーションを高めることを得意としています。
リハビリは患者様が前向きに取り組むことで、その効果が大きく左右されます。
そのため、不安を取り除き、安心してリハビリに臨んでもらう環境づくりは、理学療法士として重要なスキルと捉えています。
たとえば、運動意欲の低い患者さんに対して、毎回のリハビリ前後に丁寧なヒアリングを行い、不安の原因を深掘り。小さな成功体験を一緒に振り返る声かけを重ねることで、信頼関係を築きました。
その結果、患者様は次第に前向きな姿勢を見せるようになり、当初の目標だった「日常生活での自立」を予定より1ヶ月早く達成することができました。
【成功例②】自主性と環境適応力で即戦力に
以下の自己PRでは、「どんな状況でも柔軟・前向きに適応できる能力」をアピールしています。
“1週間で適応”という具体性があり、
- 行動力
- 柔軟性
- 積極性
が採用担当者にもイメージしやすい構成になっています。




理学療法の成果だけでなく、「どのような人間か」を評価する採用担当者にも効果的だよ!
私の強みは、自ら積極的に新しい環境に飛び込む行動力、そしてその環境に柔軟に適応する力です。
同系列の病院へ出向となった際には、スタッフ構成や業務の流れが大きく異なる中、周囲とのコミュニケーションを積極的に取り、わずか1週間で現場の業務に対応できました。
また、より良いリハビリ成果を目指し、日々の業務の中でも改善提案や工夫を継続してきました。
このような姿勢を活かし、貴院でも即戦力として貢献していければと考えております。
職務経歴書の不安を解消!プロのサポートで安心転職



ここまで読んできて、




職務経歴書作るの大変だなー。
自己PRもうまく書けてる気がしない…。
と悩む方もいるはずです。
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自分一人で職務経歴書を作成していると、客観性を欠いた内容になってしまうことがあります。
- 経験をどう伝えるか
- 強みをどう表現するか
は、プロの視点を入れるだけで格段にブラッシュアップされます。




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【Q&A】理学療法士の職務経歴書作成でよくある質問



職務経歴書の作成時に関するよくある質問に回答します。
ぜひ参考にしてください。
まとめ|理学療法士の転職は「職務経歴書」で差がつく



本記事では、
について解説してきました。
職務経歴書は、理学療法士としての強みや経験を伝える“プレゼン資料”です。
書き方次第で、書類選考の通過率も大きく変わってきます。
本記事で解説した内容を踏まえて、職務経歴書を完成させてみてください。
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