- 採用面接になると緊張してしまって、うまく言葉を伝えられない人
- 既卒の採用面接では、どんなことが聞かれるのかを知りたい人

- 理学療法士歴7年
- 転職2回経験あり、2度目の転職で年収500万円(残業なし)を達成
- 副業もあわせて手取り30万円を達成
- 30歳までに年収600万円が目標
採用面接前には、こんな悩みや不安を感じることはありませんか?
- 「面接が苦手で、緊張してうまく話せる自信がない…」
- 「採用面接は久しぶりで、どんなことが聞かれるのか不安。」
「話すことは嫌いじゃないけど、採用面接となると苦手…」と感じている人は、決して少なくありません。
そこで本記事では、採用面接で落ちないためのポイントや、よくある質問と回答例を詳しく解説します!
- 採用面接で成功するためのポイントがわかる
- 理学療法士の採用面接でよく聞かれる質問と回答例がわかる
本記事の内容を活用して、あなたの魅力を最大限に伝える準備を始めましょう。
面接で落ちないためのポイントと注意点



採用面接では、単に知識や経験をアピールするだけでなく、面接官の評価ポイントを意識した受け答えが重要です。
本章では、面接官が見ているポイントや回答時の注意点を解説します。
採用担当者が見ているポイント
採用担当者は、主に以下の3つのポイントを重視しています。
- なぜこの職場を選んだのか
- これまでの実績や専門分野はなにか
- 職場の雰囲気に合い、長く働けそうか




採用担当者にポイント3つ挙げてもらったよ!
なかでも、履歴書や職務経歴書では確認できない「人柄」 は重要視されます。
採用担当者は、「応募者が職場に馴染めるか」、「患者やスタッフと良好な関係を築けるか」を見極めています。
第一印象は面接の成否を大きく左右するため、笑顔ではっきりとした受け答えを心がけましょう。
回答時の注意点
採用面接で落ちる人の特徴は、「一人語り」になってしまうことです。
一問一答のように答えてしまうと、条件面ばかり気にしていて、病院や施設への関心が薄いと捉えられる可能性があります。




面接では、伝えたいことを 「簡潔に」「一貫性をもって」話すことを意識しましょう。
具体的には、以下のポイントを意識するだけで、グッと話しやすくなるはず。
- 面接官との会話のキャッチボールを意識する
- 結論ファーストで答える
- ダラダラと長く話さない(目安は30秒~1分程度)
- 難しい言葉や過剰な敬語は不要(自然な言葉遣いでOK)
新卒とは異なり、既卒の採用面接では 「自分がやりたいこと」だけでなく、「職場にどう貢献できるか」 も伝えることが重要です。
次章では、これらのポイントを踏まえ、よくある質問と回答例を解説します。
理学療法士の面接でよくある質問&回答例



理学療法士の採用面接では、決まった質問がされることも多く、事前に回答を準備しておくことでスムーズに受け答えできます。
本章では、面接でよく聞かれる質問と、好印象を与える回答のポイントを紹介します。
自分の経験と照らし合わせながら、面接本番に備えましょう。
自己紹介・経歴
採用面接では、最初に以下のように自己紹介や経歴を求められることが多いです。
- 「まず、受験番号と自己紹介をお願いします。」
- 「簡単で良いので、これまでの経歴を教えてもらえますか?」
履歴書の内容と一貫性を持たせつつ、簡潔に自分の経歴を伝えましょう。
以下、回答例です。
受験番号〇〇番、名前は〇〇 〇〇と申します。現在、臨床◯年目になります。
〇〇大学を卒業後、〇〇病院に就職し、主に回復期で脳卒中リハビリに従事してきました。
本日は、書類では伝えきれない私の経験や強みをお話しできればと思います。
よろしくお願いいたします。」




受験番号は、試験直前で知らされることが多いため、面接前に必ず覚えておこう!
よくある失敗として、自己紹介と自己PRを混同してしまうケースがあります。
自己紹介では、あくまで経歴を簡潔に伝えることを意識しましょう。
長所・短所
- 「〇〇さんの長所と短所を教えて下さい。」
- 「〇〇さんの強みはなんですか?」
長所は、新卒の場合は必ず聞かれる質問ですが、既卒の場合は質問されない場合も多いです。




短所はよく聞かれ、「どのように克服しようとしているか」をセットで答えることが大切だよ!
長所・短所の質問では、自己分析力と成長意欲が問われていることが多いので、自分の強みと弱みをどう捉え、どのように改善しているかを意識して答えましょう。
以下に、回答例を紹介します。
私の長所(強み)は自ら新しい環境に飛び込む行動力、その環境に適応する柔軟性です。
具体例として、3年目の際に希望を出し、他病院で1年間研修をした経験があります。
最初の1ヶ月は職場環境の違いに戸惑いましたが、その後は積極的に周囲とコミュニケーションを取り、短期間で現場に適応できました。
リハビリ部門だけでなく、他職種との円滑な連携にも力を入れ、チームの一員として迅速に貢献できたことが、大きな自信につながっています。
私の短所は一つの課題に集中しすぎるあまり、視野が狭くなってしまうことです。
例えば、入職後3年目までは単位数という目に見える成果を優先するあまり、治療内容が固定化しがちだったことがあります。その結果、患者様一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応が不足していたと感じています。
しかし、経験を重ねる中で、自分自身を客観視する力が身につきました。
現在では、業務の優先順位を意識しながら、患者様の状況や目標に応じた治療内容を再検討する習慣を取り入れることで、より効果的な治療を提供できるよう努めています。
課題に対する乗り越え方
「〇〇さんは壁にぶつかったとき、どのようにして乗り越えていますか?」
理学療法士としての仕事では、患者さんとのトラブルだけでなく、上司や先輩との意見の食い違いなど、さまざまな課題に直面することがあります。
この質問では、「具体的な課題をどのように乗り越えたか」だけでなく、「その過程で得た学び」を伝えることが大切。




筆者が採用面接を受けた病院は、「課題に対する乗り越え方」は毎回聞かれたよ。必ず準備しておこう!
以下に、回答例を紹介します。
実際に仕事を複数抱えてしまい、期限が迫る中で焦りを感じた経験があります。
当初は一人でなんとかしようと取り組みましたが、業務が進まない焦りからミスが増えることもありました。
この状況を改善するために、同僚や上司に相談し、タスクの優先順位を一緒に整理してもらうことで、効率的に進められるようになりました。特に、周囲の経験やアドバイスを取り入れることで、より良い結果を出せたと感じています。
この経験から、人を頼ることは決して悪いことではなく、より良い結果を生むための大切な選択肢であると学びました。
それ以来、困難な状況に直面した際には、自分でできることと第三者に助けを求めるべきことを冷静に見極めるようにしています。
他人からの評価
「〇〇さんは周囲の方から、どのような性格と言われますか?」
「他人からの評価」に関しては、職場の同僚や上司だけでなく、家族や友人から言われることでも問題ありません。
むしろ、日常生活の中でどのような印象を持たれているかを交えることで、信頼感のある回答になります。




「他人からの評価」を通じて確認したいのは、人柄や職場での適応力。
自分の性格が職場でどのように役立つか、周囲との関係性や協力がどう進んでいるかを意識して答えましょう。
以下に、回答例を紹介します。
他人からは、短期集中型と言われることが多いです。一度集中すると目の前の課題に全力で取り組む性格で、患者様一人ひとりの治療計画を練る際には、限られた時間の中で最適な方法を考え、実行する力を発揮してきました。
一方で短期集中型ゆえに、長期的な計画を見落とすことがあると指摘されたこともあります。
しかし、最近ではスケジュール管理を徹底し、全体像を意識しながら進めるようにしています。
この取り組みにより、短期的な成果だけでなく、長期的な視点での治療効果を意識できるようになりました。
志望動機
「当院を志望した理由を教えて下さい。」
志望動機は、履歴書に記載している内容と同じでも問題ありません。
しかし、具体的なエピソードや自身の経験と結びつけることで、より説得力が増します。




下記の流れを意識することで、シンプルかつ明確な志望動機が伝えられるよ!
- 結論:なぜこの職場を選んだのか
- 理由:その理由(環境・強みなど)
- 具体例:自分の経験と結びつける
- 結論:どのように貢献したいか
以下に、回答例を紹介します。
急性期病院の中で貴院を志望した理由は主に2つあります。
1つめは職場環境です。見学の際、職種間の隔たりがなく、アットホームな雰囲気で医療が提供されていることが非常に印象的でした。
このような環境であれば、他職種と意見を交わしながら患者様に最適なケアを提供でき、チーム医療を実践できると感じました。
また、制度が充実しており、ワークライフバランスを保ちながら働ける点も非常に魅力的です。長く働き、貴院の一員として貢献したいと考えています。
2つめは臨床業務の特徴です。貴院では疾患別チームに分かれず、幅広い疾患を担当できる点に大きな魅力を感じています。
さらに、地域包括病棟があることで、急性期から回復期まで長い期間患者様に寄り添える環境は、ジェネラリストとして成長するうえで理想的です。
私自身、回復期での6年間の経験を活かし、即戦力として貴院に貢献したいと思っています。
転職理由
「この度の転職理由を教えて下さい。」
転職理由は、「なぜ転職を考えたのか」「どのような成長を求めているのか」を説明するものであり、志望動機とは異なります。
採用担当者は、あなたが「前職での経験をどう活かし、次の職場でどのように成長したいか」を知りたいと考えています。
転職理由を伝える際は、以下の3点を意識しましょう。
- 前職での経験や学び
- 転職を決意した理由、当院を選んだ理由
- 長く働ける人材であることを示す
以下に、回答例を紹介します。
現在の職場では、脳卒中を中心とした回復期リハビリを担当してきました。
この経験を通じて、急性期から早期離床を勧め、リハビリの基盤を整えることが患者様の予後に大きな影響を与えることを実感しました。
急性期病院で理学療法を実施する際は、担当している期間だけでなく、回復期や在宅までの長期的な視点で一貫したリハビリを提供する理学療法士になりたいと思います。
- 志望動機 →「なぜこの職場を選んだのか」に焦点を当てる
- 転職理由 →「なぜ転職を考えたのか」「どのような成長を求めているのか」を説明する
キャリアプラン
- 「もし、〇〇さんが考えているキャリアプランがあれば教えて下さい。」
- 「5年後、10年後の目標やキャリアプランはありますか?」
キャリアプランを伝える際は、「個人としての成長」だけでなく「組織への貢献」も意識することが重要。
採用担当者は、「長期的に働けるかどうか」だけでなく、「リハビリテーション部の発展にどのように貢献できるか」を知りたいと考えています。




既卒者には、後輩の育成やチーム医療の推進など、組織全体の成長に関与することも求めらるよ!
以下に、回答例を紹介します。
私の今後のキャリアプラン(目標)は、臨床10年目を目安にリーダーシップを発揮できるポジションで、チームを率いる役割を担うことです。
入職から現在までは、教育・育成よりも自身のスキルアップに使う時間が長く、教育や指導の観点は自身の弱点であることも理解しております。
貴院に入職した際には、まずは臨床およびその他の業務に早急に慣れることに加えて、後輩の教育に邁進したいと考えております。
そして、5年後にはチームリーダーとしての役割を担い、先輩・後輩との橋渡しをしつつ、職場環境の改善に貢献したいです。
こうした役割を通じて、個人としても組織としても成果を上げられるよう努力を重ねたいと思います。
面接当日の流れとマナー



理学療法士の面接当日は、適切なマナーと心構えも重要です。
以下に、面接の流れと好印象を与えるマナーをまとめました。
面接の流れ
以下に、面接の流れと注意点をまとめました。
- 面接開始の10分前を目安に到着し、身だしなみを整える。
- 受付では、面接に来た旨と担当者名を伝えましょう。
- ドアを3回ノックし、「失礼します」と一言添えてから入室します。
- 入室後は面接官に向かって一礼し、指定された席の横に立ちます。
- 面接官から着席を促されたら、「失礼いたします」と言ってから座りましょう。
- 面接中は、面接官の目を見て、明瞭な声で受け答えをします。
- 質問を受けた際は、まず「はい」と返事をしましょう。
- 面接終了を告げられたら、座ったまま「ありがとうございました」と会釈します。
- その後、立ち上がって椅子の横で再度「ありがとうございました」とお辞儀をしましょう。
- ドアの前まで歩き、面接官に向かって「失礼いたします」と言って会釈し、退室します。
好印象を与えるマナー
採用面接では、第一印象が合否を左右する大きな要素となります。
最後に、好印象を与えるための重要なポイントを紹介します。
ポイントは、以下の3つになります。
- 挨拶
- 話し方
- 姿勢
「え、そんな当たり前のこと?」と思った皆さん。
その通りです。




だけど、実際には この3つができていない人が多いのも事実。
多くの人が質問への回答を準備するだけで満足し、話し方や姿勢の対策をおろそかにしがちです。
可能であれば、本番前に家族や友人などからフィードバックをもらうようにしましょう。
理学療法士の面接対策はこれで完璧!質問項目を総チェック



本記事では、理学療法士の採用面接で合格するために、よくある質問や回答例を紹介しました。
おさらいすると、以下の7つのポイントが重要です。
面接で成功するためには、基本的なマナーを身につけ、想定される質問への回答を準備することが重要です。




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今回の記事を参考に、質問に対する回答を準備して、自信を持って面接に臨みましょう。