理学療法士の仕事が思っていた以上につらい…
1年目で辞めるのはやばいかな、でも辞めちゃおうかな。
理学療法士の仕事、思っている以上に辛いですよね。
- 人間関係
- 上司のパワハラ
- 膨大な書類業務
「1年目だけど辞めたい」と思っている人は、実は少なくありません。
私自身も理学療法士になって数年は、「こんな雑務のために資格を取ったんじゃない」と感じ、辞めたくて仕方がなかった時期があります。
ただし、勢いで辞めてしまった結果…
- 転職活動がうまくいかない
- 転職しても人間関係・残業が改善されない
- 本当は「理学療法士」ではなく「職場」が原因だった
と、後悔してしまう人が多いのも事実です。
大事なのは「やめたい理由」と「適切な対処法」を整理すること。
これをしないまま辞めてしまうと、同じ失敗を繰り返す可能性があります。
この記事では、理学療法士1年目で辞めたいと思ったときに
- 辞めたい理由の整理方法
- 後悔しないための対処法
- 退職代行や転職エージェントを活用する方法
をわかりやすく解説します。
最後まで読めば、今の職場に縛られず、自分に合ったキャリアを切り開く方法が見つかります。
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関連記事：PTOT人材バンクの評判
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- 保有資格（PT／OT／ST）
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- 現在の就業状況
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理学療法士そのものを1年目で辞めたい方へ
理学療法士は向いてない気がする…
やっぱり違う業界に転職しようかな。
そう考えている方もいるかもしれません。
ただ、ちょっと待ってください！
なぜなら「辞めたい理由によっては、理学療法士から完全に離れると後悔する可能性があるから」です。
まず、あなたが辞めたいのはホントに「理学療法士」でしょうか？
もし、辞めたい理由が、
- 給料が低い
- 休日が少ない
- 残業が多い
- 上司や先輩からのパワハラ
- 通勤が大変
といったものであれば、それは 「職場の問題」であるケースがほとんどです。
この場合、理学療法士を辞める必要はなく、転職で環境を変えるだけで解決できる可能性が高いのです。
実際、理学療法士でも、
- 日勤のみで夜勤なし
- 基本は定時上がり
- ノルマが少ない
といった、ホワイトな条件の職場は数多く存在します。
まとめると…
- 環境の良い職場はたくさんある
- 知らずに「理学療法士を原因」にすると後悔する可能性あり
- 理学療法士の転職はスキルよりも年齢が大事
「理学療法士を辞める」ではなく、まずは「環境を変えること」を考えてみましょう。
理学療法士を1年目で辞めたい6つの理由と対処法
わたしは「理学療法士を続けろ！」と言いたいわけではありません。
むしろ大切なのは、辞めたい原因を明確にし、その原因に合わせた対応を選ぶことです。
- 職場内で環境改善を試みる
- 理学療法士として転職する
- 思い切って異業種へキャリアチェンジする
など、状況に応じた対応が必要ということです。
よってここからは、理学療法士1年目の方が辞めたいと感じる代表的な6つの要因を紹介します。
- 人間関係
- 給料が安い
- 残業が多い
- やりがいがない
- スキルアップできない
- 在宅ワークがしたい
人間関係
- 「上司・先輩がパワハラ気質でキツイ」
- 「有給申請したら、嫌な顔される」
- 「昭和の考え方がウザい」
このように、職場の人間関係が合わずに辞めてしまう方は多くいます。
実際、令和５年雇用動向調査結果の概況によると、
転職者が前職を辞めた理由は「定年・契約期間の満了」16.9％が最も多く、次いで「職場の人間関係が好ましくなかった」9.1％で第2位になっています。
なかでもパワハラ上司がいる職場は、今すぐ辞めてしまいましょう。
正直、あなたが努力しても解決できることはほとんどありません。
- 上司の性格を変える
- 会社の制度を変える
これは現実的に難しいからです。
「上司が変わらないかな…」と悩んでいるうちに、気づけば数年経ってしまった、という話も珍しくないよね。
だからこそ、自分から動くしか方法はありません。
今の職場環境に不満があるなら、まずは転職活動から始めてみましょう。
ちなみに転職活動は、専門の転職エージェントに相談するのが一番効率的です。
| 希望 | おすすめ転職エージェント |
|---|---|
| 都市部転職/ハイクラス転職 | PTOTSTワーカー |
| 地方転職/手厚いサポート希望 | PTOT人材バンク |
| 希望 | おすすめ転職エージェント |
|---|---|
| 都市部転職/ハイクラス転職 | PTOTSTワーカー |
| 地方転職/手厚いサポート | PTOT人材バンク |
ぜひ、別記事『理学療法士におすすめの転職エージェント』なども参考にしつつ、一歩ずつでも良いので転職活動を続けてみてくださいね。
給料が安い
- 「手取り10万円台…」
- 「昇給はたったの3000円か」
- 「国家資格なのに、一般企業の友達より給料が低い」
1年目に限らず、こう感じている理学療法士の方は多いです。
厚生労働省が発表している「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、
理学療法士の平均年収は約433万円、ボーナスを除いた月々の給与平均は約30万円です。
| 年収 | 月収 | ボーナス | |
|---|---|---|---|
| 理学療法士 | 433万円 | 30万円 | 71万円 |
| 全産業 | 507万円 | 35万円 | 91万円 |
| 年収 | 月収 | ボーナス | |
|---|---|---|---|
| PT | 433万円 | 30万円 | 71万円 |
| 全産業 | 507万円 | 35万円 | 91万円 |
全産業の平均年収が507万円になっているので、決して高い水準とは言えませんね。
ただし、あくまでこれは“平均”です。
中には年収700万円以上の理学療法士も少なくありません。
そういった理学療法士に共通しているのは、「給与水準の高い職場に転職」していること。
理学療法士の給与は年功序列のため、最初の初任給水準がその後のキャリアを大きく左右します。
募集要項の最初の初任給を見れば、どこの職場が給料高いのかがわかるということだね。
【実例紹介】筆者の転職体験談
実際、私が転職したのも「首都圏×大手法人の病院」。
前職では、6年目で残業なしでは手取り20万未満…。
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実際に転職後は、年収420万 → 540万円にアップしました。
理学療法士の転職活動の進め方
- 「転職は初めてなんだけど、なにから始めれば良いんだろう…」
- 「理学療法士の転職方法を具体的に教えてほしいな。」
という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
今の年収に不満のある方は、ぜひ別記事の『理学療法士が手取り30万を稼ぐ方法』をご覧ください。
残業が多い
「書類業務が多くて、毎日残業してる」という理学療法士は、意外と多いです。
学生のときには見えなかった仕事が、1年目になると一気に押し寄せてきて驚く方も多いでしょう。
実際、私の周りにも「月40時間以上の残業をしている」という友人がいます。
一方で、同じ理学療法士でもほとんど残業がない職場も存在します。
この差が生まれる理由は、個人よりも職場の体制・考え方に問題がある場合がほとんど。
- 過度なノルマ（例：19単位以上）
- やりがい搾取の風潮がある
- 上司の考えが昭和（例：残って当然の文化）
- 慢性的な人手不足
こうした環境では、自分の力で改善するのはほぼ不可能です。
「もっと効率的にやろう」と工夫しても、組織自体が残業を前提としているため限界があります。
逆に、ホワイトな職場の特徴としては、
- ノルマが現実的（1日18単位以内）
- 業務分担がしっかりしている（事務スタッフがいる）
- 有給取得率が高い
- 上司も早く帰る文化がある
わたしも転職してからは、月平均残業が15→2時間になったよ！
なので、改善のための一番確実な方法は、残業が少ない職場に転職することです。
「転職するかどうかはまだ迷っている」という方でも、まずは求人情報を知るだけで気持ちが楽になります。
やりがいがない
入職してみると、「寝たきりの方をただ離床させるだけ」でやりがいを感じられない、という声も少なくありません。
職場によっては「とりあえず起こすだけ」という業務が習慣化しており、理学療法士あるあると言えるでしょう。
年功序列・スキルが正当に評価されにくい環境は、やりがいを失う原因のひとつだよね。
しかし、理学療法士の仕事は実際には幅広く、
- 超急性期
- 回復期
- スポーツ整形
- 脳卒中
など、多岐にわたります。
「もっと成長したい」と考える方は、環境を変えるだけで一気に刺激を得られる可能性があります。
特に理学療法士の転職市場では、スキルよりも年齢が重視される傾向があるため、挑戦するなら早いほど有利です。
若手はむしろ歓迎されやすいのが現実です。
もし「どんな職場が自分に合うのかわからない…」と感じているなら、PTOT人材バンクで情報収集し、専門アドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
スキルアップできない
先輩たちの姿を見ていて、「このまま働いていても成長できないかも…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
とくに、以下のような職場は注意が必要です。
- 教育体制が整っていない
- 学会発表や勉強会に消極的
- 経験できる疾患が限られている
これらの環境では、理学療法士としての基礎力を十分に伸ばせない可能性があります。
わたし自身の経験からも、3年目までの基礎づくりがキャリアに大きく影響していると感じるよ！
最初の数年間でスキルを磨くことで、
- 職場で昇進・役職を狙いやすい
- どんな職場でも自信を持って働ける
- 転職活動で有利になり、内定をもらいやすい
といった成果につながります。
もし今の職場でスキルアップの見込みがないと感じるなら、なるべく早く教育体制が充実した職場への転職も選択肢に入れてみましょう。
在宅ワークがしたい
「在宅ワークがしたい」という方は、他業種への転職を検討するのも一つの選択肢です。
理学療法士の仕事は、基本的に「身体を使う仕事」。
病院と比べると、訪問リハビリは身体的な負担が少ないですが、それでも移動や直接的な身体介助は避けられません。
オンラインリハビリも最近は流行ってきたけど、「完全在宅」は難しいね。
でも、医療以外にスキルも資格もないんだよね…
このように不安に思う方も多いでしょう。
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引用：クラウドワークスによる独自調査
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2〜3万円ほど費用がかかるのがデメリットですが、
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理学療法士の活用事例の紹介もあるよ！
まとめ｜無理して続ける必要はない
今回は「理学療法士を1年目で辞めたい！」という方に向けて、対処法を紹介してきました。
振り返ると、取るべき選択肢は大きく3つです。
- 原因を正しく見つけて解決を試みる
- 今の職場にこだわらず、条件に合った職場に転職する
- それでも理学療法士が合わないと感じるなら、異業種に挑戦する
「理学療法士に向いていないのかも…」と感じていても、実は職場環境が悪いだけというケースも非常に多いです。
せっかく大変な実習や国家試験を乗り越えて得た資格を、職場のせいで諦めてしまうのはもったいないよ。
むしろ「辞めたい」と思った今こそ、自分に合った環境に変えるチャンス。
給与水準の高い大手法人や、残業が少なく人間関係も安定した職場は実際に存在します。
そうした求人を効率的に見つけるには、「PTOTSTワーカー」「PTOT人材バンク」といった転職エージェントの活用がおすすめです。
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