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【超有料級】理学療法士の職務経歴書と自己PRの書き方を解説|テンプレ付き

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 理学療法士として転職を考えたとき、多くの方がこんな悩みを感じたことはないでしょうか?

  • 「職務経歴書と履歴書の違いがわからない…」
  • 「職務経歴書を書いたことがなく、どんな風に書けばいいのかわからない…」
  • 「自己PRに自信が持てない…」

 病院やクリニックでの経験が豊富でも、それを効果的に伝えるスキルが不足しているため、理想の職場を逃してしまうことも少なくありません。

この記事では、理学療法士の職務経歴書と自己PRの書き方を具体例とともに紹介します。

 私自身、理学療法士としてのキャリアを歩みつつ、2度の転職を成功させた経験から、実践的なノウハウをお届けします。

 この記事を読めば、職務経歴書の作成がグッと楽になり、転職成功への道が開かれるはず!!

職務経歴書と自己PRの具体的なテンプレートを紹介するよ!!

目次

【知らないとやばい!!】履歴書と職務経歴書の違いと使い分け

 履歴書と職務経歴書は、どちらも応募書類として重要な役割を果たしますが、それぞれの役割や記載内容は大きく異なります。

 ここでは、転職活動において履歴書と職務経歴書をどのように使い分けるかを解説します。

履歴書と職務経歴書の目的の違い

 まず、職務経歴書と履歴書の特徴、目的を簡潔に紹介します。

職務経歴書
履歴書
  • 具体的な業務内容や成果を記載する書類
  • スキルや実績を具体的に伝えることが目的
  • 個人情報や学歴、資格、職歴を簡潔にまとめた書類
  • あくまで基本情報の提示が目的

 履歴書はあくまで基本情報のみを提示するため、新卒採用の際に参考にされます。

 それに対し、職務経歴書は前職での成果を具体的に記載する書類のため、既卒採用では職務経歴書が選考の鍵となります。

書類選考は職務経歴書のでき次第で決まるよ!

実績の記載ポイント:成果を数字で示す方法

 転職活動では、職務経歴書に具体的な成果や実績を数字で示すことが評価を上げるコツです。

 理学療法士の場合、学会発表や研修参加回数、上位資格(例:認定理学療法士、心臓リハビリテーション指導士)などの実績を表すと効果的

 実績を示す具体例は、下記を参考にしてください。

  • 第◯回 関東甲信越ブロック理学療法学会 演題発表 タイトル「◯◯◯」
  • 第◯回 臨床実習指導者講習会 修了
  • 回復期病棟に関して、多方面連携チームのリーダーの貢献、患者満足度調査で95%の満足度を達成
  • 高齢患者の歩行機能評価の標準化を進め、評価時間を20%短縮

普段の業務の取り組みも上記のように書けるといいね!

【理学療法士向け】職務経歴書の基本構成と記載ポイントを解説!

 職務経歴書は、

  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 資格
  • 自己PR

 の4構成から成ります

 以下では、職務要約と職務経歴の記載ポイントやテンプレートを紹介します。

  1. 職務要約:簡潔にまとめるコツ

 まず、職務経歴書の冒頭部分には職歴要約を記載します。

 職務要約とは自己紹介の要約版と考えてください。採用担当者があなたの経歴を一目で理解できるようにするために設けられています。

 職歴要約の記載ポイントは以下になります。

  • 理学療法士としての専門スキルや強みをアピールすると◎。 
  • 3〜5行程度にまとめ、簡潔かつ要点を押さえた記載を心がける
  • 採用担当者が興味を持ち、詳細な職務経歴を読みたくなるような内容にする。

例文

 理学療法士として、整形外科クリニックで7年間の経験を持ち、整形外科領域を中心に術後リハビリの専門知識を深めてきました。年間200名以上の患者様の治療計画を担当し、改善率15%向上を達成
 現在は在宅リハビリの新規プログラム開発にも従事し、継続率80%を実現しました。

 回復期病院にて5年間、主に脳卒中患者様のリハビリテーションを担当してきました。発症後早期からの機能回復を重視し、患者様の歩行改善率を20%向上させた実績があります。
 また、家族指導や退院後の在宅サポートも積極的に行い、再入院率の10%削減に貢献しました。現在はチームリーダーとして多職種連携の強化に取り組んでいます。

理学療法士における職務要約では、職歴の概要、経験年数、担当した分野などを記載しよう。

  1. 職務経歴

 職務経歴の書き方には明確な決まりはありませんが、採用担当者にとってわかりやすく整理するためには、以下の4つの要素に分けるのが無難です。

  • 勤務先情報
  • 雇用期間、雇用形態
  • 業務内容
  • 実績

 これらの項目を明確に分けて記載することで、自身の経験やスキルを的確に伝えることができます。

 以下に、それぞれの記載ポイントを示します。

  • 勤務先情報は、病床数、病院の特徴や専門分野を記載する。
  • 業務内容は、担当した主な業務や役割を箇条書きでわかりやすく記載する。
  • 実績は、数値や具体例を用いて成果を明確に記載する。

 記載ポイントを踏まえたうえで、職務経歴のテンプレートを紹介します。

医療法〇〇会 〇〇病院
<勤務先情報>


<雇用期間・雇用形態>



<業務内容>





<実績>
回復期リハビリテーション病棟
病床数 〇〇床


20◯◯年◯月◯日〜現在
正社員として勤務


運動器疾患、廃用症候群、脳血管障害等リハビリテーションを担当
・多職種カンファレンスへの参加
・新人教育
・栄養サポートチーム(NST)への参加


第◯回 東京都理学療法学術大会 演題発表 タイトル「◯◯◯」 大会優秀賞受賞
第◯回 臨床実習指導者講習会 修了
・業務効率化のためのプロジェクト推進
  評価業務や訓練記録のテンプレート化を行い、スタッフ全体の業務効率を20%向上
  新人教育マニュアルを作成し、研修期間を従来の3カ月から2カ月に短縮
早期退院を実現するプログラムの構築
  脳卒中患者を対象に、定期的な患者評価と進捗管理を行い、病棟全体での早期退院率を25%向上

まずはテンプレートを参考に作成して、自分なりに変えてみるのがおすすめ!!

【例文あり】採用される職務経歴書の自己PRの書き方を紹介!

 ここまでで「職務概要」と「職務職務」についてのポイントを伝えました。そして次に取り組むべきなのが「自己PR」です。職務経歴書の中でも、自己PRは最重要セクションです。

 しかし、書き方に工夫がないと他の候補者と差別化できず、効果的なアピールができません。以下では、理学療法士が自己PRを書く際に押さえるべき基本構成やよくある失敗例、改善策を具体的に解説します。

【基本構成を徹底解説】理学療法士の自己PRはこうやって書く!

 自己PRは、採用担当者に「この人を採用すれば、具体的にどんなメリットがあるのか」を伝えるセクションです。理学療法士として強みをアピールする際には、以下の基本構成を意識することで効果的に伝えることができます。

STEP
アピールポイント

 まずは、自身のアピールポイントを簡潔に記載します。その際は、ベネフィットも意識してみましょう。

 例えば、「患者に寄り添う丁寧な対応が強みです」といった特徴を伝えるだけでなく、「丁寧な対応を通じて患者の信頼を得ることで、リハビリへの意欲を高め、回復を早めるサポートができる」といった形。その結果として患者にどのような利益をもたらすのかも加えると、さらに効果的です。

STEP
実績

 強みを裏付ける実績を具体的な数字やエピソードを交えて書きます。「リハビリプランの提案で患者満足度が〇%向上しました」などの成果を示すと説得力が増します。

STEP
今後の目標

 今後の目標を述べ、「これまでの経験を活かし、〇〇病院で地域医療の発展に貢献したい」といった未来志向の内容を加えましょう

自己PRは、あなた自身の価値を伝えるチャンスです。具体性を持たせ、採用担当者に「この人と働きたい」と思わせる内容を目指しましょう。

ベネフィットまで考えられると、説得力が増し、他者との差別化につながるよ!

よくある失敗例と改善策

 自己PRでよくある失敗は、漠然とした内容や応募先と関連の薄いアピールをすることです。これを防ぐには、具体性と関連性を意識することが重要です。

 採用担当者が知りたいのは、応募者が「自社にどのように貢献できるか」。そのため、ただ「コミュニケーション能力が高い」や「自主性がある」といった抽象的な表現では、不十分です。また、応募先のニーズに合わない内容も効果的ではありません。

 例えば、「私は患者と積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことが得意です。」という強みを改善すると

「私の強みは、職種関係なく積極的にコミュニケーションを図ることができ、良好な関係を築ける点です。なかでも、患者さんに対しては、一人ひとりと丁寧にHOPEを聞き、NEEDや目標を共有。これにより、患者のモチベーションを高め、退院後の在宅復帰率を20%向上させました。」

自身の強みを結論から述べて、具体例や実績を示せると良い自己PRになるね!

【完全公開】理学療法士が転職で採用された職務経歴書の自己PR例

 以上の内容を踏まえて、筆者が実際に職務経歴書に記載した自己PRを紹介します。

 転職先によって求められるスキルや経験は異なりますが、基本的な構成やアピールポイントの伝え方は共通しています。 以下の実例を参考に、自身の経験に合う形で応用してみてください。

テーマ:コミュニケーション能力を活かした信頼関係構築

 コミュニケーション能力を活かし、信頼関係を構築してモチベーションを共に上げていくことが私の強みです。
 リハビリは、患者様が前向きに取り組む姿勢を持つことで、より効果的に進めることができます。そのため、患者様の不安を解消し、信頼を築くコミュニケーションスキルは、理学療法士の重要な役割の一つです。
 例えば、以前担当した患者様は、リハビリへの不安や運動意欲が低く、当初は消極的でした。私は、丁寧なヒアリングを通じて不安の原因を理解し、適切なアプローチで信頼関係を構築。結果として、患者様はリハビリに積極的に取り組むようになり、目標としていた日常生活での自立が2ヶ月で達成されました。
 このように、コミュニケーション能力は、患者様が安心してリハビリに取り組むための基盤を築き、回復のスピードを高める力となります。

テーマ:自主性と適応能力

 私の強みは、自ら積極的に新しい環境に飛び込む行動力、そしてその環境に適応する能力です。
 同系列の病院への出向の際にも、周囲とのコミュニケーションを積極的に図り、短期間で環境に適応できました。
 また、私は物事に取り組む際、より良い成果を目指して改善を重ねていくことを意識しております。このような姿勢をもって、貴院でも即戦力として貢献できればと考えております。
 何卒よろしくお願いいたします。

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まとめ

 理学療法士が転職を成功させるには、職務経歴書と自己PRが重要です。具体的な実績を効果的に伝える書類を作成することで、採用担当者に好印象を与えられます。

 職務経歴書は、過去の経験や成果を採用担当者に伝えるための最重要ツールです。特に、理学療法士の経験を数字や具体例で示すことで、他の応募者との差別化ができます。

 本記事では、理学療法士向けの職務経歴書テンプレートを無料で提供しています。テンプレートを活用すれば、転職活動の準備がスムーズに進みます。
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