リハビリ18単位はきつい?ラクに働ける職場の特徴と対処法を徹底解説|PTの稼ぎ方改革

リハビリ18単位はきつい?ラクに働ける職場の特徴と対処法を徹底解説|PTの稼ぎ方改革

毎日18単位こなすのって、結構きついよね…

どの職場でも同じような感じなのかな?

リハ職として働いていると、どこの職場でもある「ノルマ18単位

臨床だけならまだしも、

  • 事務作業
  • 新人教育

など、業務が多すぎるため18単位こなすと、正直かなりきついですよね。

実際、多くの方がこの問題に悩まれています。

X(旧Twitter)上での口コミ

スクロールできます

適正単位数は1日14~16単位っていう研究も出てるのにね…

そこで本記事では、

  • ノルマが18単位の理由
  • 18単位はなぜきついのか
  • 18単位でもラクに働ける職場

を解説していきます。

この記事を読めば、利用する前に不安を解消でき、安心して転職活動を始められるはずです。

この記事の結論
  1. 診療報酬の単価が安すぎるため、単位を取らないと赤字になってしまう。
  2. その結果、約70%の病院で18単位以上を取っている。(PT-OT-ST.NET調べ
  3. ノルマが18単位でも、ラクに働ける職場は存在する。

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同じ18単位でも、

  • 事務作業の量
  • 担当人数
  • チームの雰囲気

などによって、仕事のきつさはまったく違います。

つまり、「18単位」が原因ではなく「環境が合っていない」だけという可能性も。

まずはPTOT人材バンクに相談して、今よりも条件の良い職場を探してみましょう。

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「リハビリ職は18単位」が基準になっている理由

「リハビリ職は18単位」が基準になっている理由

ノルマが18単位に設定されている主な理由は、経営上の問題です。

カンタンに言うと、18単位を取らないと赤字になるということですね。

具体的に解説するね!

リハビリテーション料は診療報酬制度で1単位あたりの点数が決められています。

たとえば、脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)は1単位あたり245点(=2,450円)。

疾患別リハビリテーション料(令和6年度診療報酬)
区分区分詳細点数(1単位あたり)
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
205点
125点
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
(Ⅲ)
245点
200点
100点
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
(Ⅲ)
180点
146点
77点
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
(Ⅲ)
185点
170点
85点
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
175点
85点
区分区分詳細点数(1単位あたり)
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
205点
125点
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
(Ⅲ)
245点
200点
100点
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
(Ⅲ)
180点
146点
77点
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
(Ⅲ)
185点
170点
85点
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
(Ⅱ)
175点
85点

基本的に、売上は単価×人数×単位数で決まりますが…

  • 「単価」は全国一律で決まっているため、病院が自由に設定できない
  • 「人数」は同時診療不可のため、増やせない

ため、単位数でしか売上を上げられず、必然的にノルマがきつくなってしまうわけです。

実際、PT-OT-ST.NET掲示板アンケートで「1日の単位数」を調査すると、

  • 21単位以上:26%(139票)
  • 18〜21単位:42%(225票)
  • 17単位以下:33%(177票)

という結果に。

約7割の職場で18単位以上取っているんだね!

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18単位はきつくて大変と言われる理由

18単位はきつくて大変と言われる理由

「18単位はきつい」と感じる理由は以下4つ。

付帯業務が多い

18単位ノルマがきつい最大の理由は、臨床以外の事務作業が多いことです。

実際の口コミ

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リハビリ職は、

  • カルテ
  • 計画書作成
  • カンファレンス
  • 学生・後輩教育

など、臨床以外にも多くの時間が取られますよね。

とくに急性期病院で働くと、

  • 新患カルテ
  • サマリー
  • 計画書

の量が明らかに多いので、業務時間内に仕事が終わらない事もしばしば。

ボクも転職前は新患カルテ3人とか書いていると、終わらなかったな…

担当人数が多すぎる

担当患者数が多すぎるのも、きついと感じる理由の1つ。

同じ単位数をこなしたとしても、担当人数が10人と15人では業務量は全く異なります

実際の口コミ

担当人数が多いと、

  • 治療方針を深く考える余裕がない
  • 書類業務が増える
  • でも、単位数は多く取れない

という悪循環に陥ってしまいます。

このような環境では、「達成感を楽しむ」のも難しくなりますね。

移動・準備に時間がかかる

コロナ禍以降、病棟内でリハビリを行う職場も増えましたよね。

仮に1回の患者間移動に3分かかるとすると、1日10人担当すれば30分以上が移動だけで消える計算になります。

さらに、見落とされがちなリハ前の準備時間。

  • カルテのチェック
  • 看護師や医師との情報共有
  • 物品準備

などにも時間を取られます。

結果的に、「6時間のリハ+1時間以上の移動・準備」が発生していることになりますね…。

出勤時間前の情報収集は、全部サービス残業だもんね…

評価されにくい

努力が報われにくいのも「きつい」と感じる大きな理由です。

多くの職場では、ノルマとして18単位が設定されていますが、

  • 到達してもボーナスは上がらない
  • 到達しなくてもペナルティはない

という、形だけの目標になっているケースが少なくありません。

実際、リハビリ職は年功序列の給与体系が根強く

  • 「先輩は全然働いていないのに給料いいのか…」
  • 「頑張っても評価されない…」

と感じてモチベーションを失ってしまう人も多いですよね。

こうした環境だと、仕事へのやりがいを見失っちゃうよね…

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リハビリ18単位がきついときの対処法

リハビリ18単位がきついときの対処法

18単位がきついときの対処法は以下2つ。

業務を効率化する

まず取り組むべきは、自分でできる範囲での業務効率化です。

18単位がきついと感じる原因は、時間の使い方の場合もありますからね。

ただし、ここで言う効率化とは、

  • カンファレンス時間を縮小
  • IT化を進める

などの業務改善ではありません。

それは自分だけでは変えられない領域だから。

意見を聞いてくれる職場なら、効率化の案を上司に提案して、ドンドン変えていこう!

自分の工夫でできる効率化は3つ紹介します。

  • 病棟ごとに患者をまとめて、移動ルートを最適化
  • カルテをテンプレート化して、記録時間を短縮
  • 普段から多職種とのコミュニケーションを取り、情報共有の手間を減らす

これらを実践するだけで、18単位でも余裕を持って業務時間内に終わらすことも可能ですよ。

転職する

いろいろ効率化してるけど、やっぱり毎日がキツい…

そう感じているなら、思い切って転職を考えるのも一つの選択肢です。

なぜなら、「きつい」のはリハビリ職そのものではなく、今の職場環境が原因だから。

残業が当たり前になっている職場は、

  • 人手不足
  • 役割分担が下手
  • やりがい搾取の文化

といった問題を抱えています。

これでは、どれだけ効率化を頑張っても、根本的な負担は減りません。

転職が環境を一気に改善する大きなキッカケになるのは、よくある話。

ボクも転職前は20単位以上を毎日取ってたけど、転職後は16単位で年収90万円ぐらい上がったからね!


ちなみに、転職するならエージェントを必ず活用しましょう。

ただ、転職エージェントには合う合わないがあるので注意が必要です。

自分に合った転職エージェントがどこか知りたい方は「おすすめの転職エージェント5選」を合わせてご覧ください。

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【実際に働いて感じた】18単位でもラクに働ける職場の特徴

【実際に働いて感じた】18単位でもラクに働ける職場の特徴

ノルマ18単位でもラクに働ける職場の特徴は以下3つ。

あくまで努力目標

PT-OT-ST.NETのアンケートでは「18単位以上こなしている」が全体の7割を占める一方、3割は17単位以下という結果もあります。

この差を生むのが、ノルマの位置づけです。

18単位を「義務」ではなく「努力目標」として扱っている職場は、精神的にもかなりラクです。

たとえば回復期病院ではリハビリが病院収益の柱となるため、18単位を必達にしているケースが多いですが、

  • 急性期病院:手術
  • 療養型病院:入院基本料

といった他の収益源があるため、「無理に18単位取らなくてもOK」という雰囲気があるんですよね。

こうした職場は、

  • 休みが取りやすい
  • 時短勤務も在籍
  • 定時で帰る文化がある

といった特徴もセットで備わっていることが多いです。

担当人数は少ない

18単位がきついと感じる理由の1つに、「担当人数が多すぎる」がありましたが…

逆にラクな職場の共通点として、1人あたりの担当患者数が少ないことが挙げられます。

同じ18単位でも、

  • 1人あたり長めに介入できる職場(例:10人前後)
  • 短時間で回す職場(例:15人以上)

では、業務負担がまったく違います

担当数が少ないほど、

  • カルテ記載の量が減る
  • 移動や準備の時間が短縮される
  • 一人ひとりに丁寧なリハができる

と、心身ともに余裕を持てます。

病院見学のときに、「担当患者数」「1日の平均単位数」は必ず質問しておこう!

>>関連 理学療法士が病院見学で聞くべき質問10選

リハビリテーション医が在籍している

これは私自身、転職して初めて実感したことですが…

リハ医がいるかどうかで、事務仕事の量がぜんぜん違う…

リハ医が不在の職場だと、

  • 処方の取り込み
  • 総合実施計画書のサイン依頼
  • 担当医への情報共有業務の増加

など、臨床以外の雑務がどんどん積み重なります

こうした事務仕事が増えると、「18単位取ったら残業…」という状況になってしまいますね。


一方、リハ医が常勤している職場は、

  • リハビリの中止基準が明確
  • リハビリ目標設定が一緒にできる

など、雑務が減る以外にも多くのメリットが享受できます。

転職活動時はホームページでリハ医の有無・雰囲気を確認しておこう!

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まとめ|18単位がきついかは職場次第

まとめ|18単位がきついかは職場次第

本記事では、

を解説してきました。

結論:18単位がノルマになるのは経営上仕方ないが、ラクに働ける職場はある

まずは、自分でできる効率化を少しずつ試すことで、今より負担が軽くなる可能性があります。

しかし、

  • 人手不足で常に忙しい
  • 付帯業務が多すぎる
  • 評価されにくい

といった職場であれば、あなたが頑張っても状況は変わりません

そんなときは、思い切って転職活動をしてみよう!

転職活動なら無料&ノーリスクなので、まずは転職エージェントに相談してみてくださいね。

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