- 「理学療法士はどうやったら収入を上げれるのか」を知りたい人
- 「20代で結婚」「20代で子どもがほしい」けど、給料が低くて今後が不安な人
- 「周りの人よりも頑張っているのに、給料に反映されないのが不満」な人

- 理学療法士歴7年
- 転職2回経験あり、2度目の転職で年収500万円を達成
- 副業分もあわせて手取り30万円を達成
- 30歳までに年収600万円が目標
理学療法士として働いていると、以下のように不安や悩みを感じることありますよね。
- 「国家資格だから安心と思っていたけど、全然昇給しないし将来が不安。」
- 「一人ならいいけど、家庭持ったとき大丈夫かな。」
- 「転職か副業で収入を増やしたいけど、勇気が出ないなー。」
理学療法士のみでなく、医療業界は昇給が少ないため、「平均年収以下」「30歳で手取り20万」ということも多いです。




筆者も1年目は手取り20万円以下でしたが…転職と副業をかけ合わせて28歳で手取り30万円を達成しました!
この記事では、筆者の実体験をもとに「手取り30万を達成するための方法」を具体的に紹介します。
- 手取り30万円を稼ぐためには、年収・月収いくら必要なのか
- そもそも理学療法士が手取り30万円を稼ぐことは可能なのか
- 理学療法士が30歳で手取り30万円を稼ぐための方法
本記事の内容を実践するだけで、収入アップに近づけるはず。
では、さっそく本題に入りましょう!
ステップ①:理学療法士で手取り30万は稼げるかどうかを知る



ステップ①では、「理学療法士が30歳で手取り30万円を稼ぐことは可能なのか」を確認しましょう。
具体的には、手取り30万円は月収換算だといくら稼ぐ必要があるのか、手取り30万円を達成するための考え方を解説します。
手取り30万円には月収38万円が必要
まずは、手取りと月収の違いをおさらいします。
- 住民税:総支給額の約10%
- 所得税:一般的な収入の場合は5〜10%
- 社会保険料:総支給額の約15~18%、健康保険や厚生年金など
扶養家族の有無や所得税率によって多少の違いはありますが、手取りは給与の約70%〜85%になることが多いです。
つまり、手取り30万円を達成するには、月収で約38万円が必要。




年間賞与100万と考えると年収550万円。かなりの高年収だね。
月収38万円、年収550万円が目標ということが理解できたら、30歳前後の理学療法士がいくら稼いでいるのかを確認しましょう。
30代理学療法士の平均年収と収入が伸びにくい理由
理学療法士の平均年収、月収を見ていきましょう。
以下の表は、厚生労働省が発表した「令和5年賃金構造基本統計調査」の一部を抜粋したものです。
年齢 | 年収(円) | 月収(円) | 賞与(円) |
---|---|---|---|
25~29歳 | 385.7万 | 26.7万 | 65.3万 |
30~34歳 | 422.5万 | 28.8万 | 77.1万 |
35~39歳 | 468.8万 | 32.0万 | 85.1万 |
同調査によると、全産業の平均年収は506万円。
理学療法士の年収は平均を下回っていることになります。
理学療法士の収入が伸びにくい理由は、以下の2点にあります。
- そもそもの給与水準が低い
- 昇給率が低い
なぜ、「給与水準が低い」「昇給率が低い」ということが起きてしまうのでしょうか。




理由は、医療機関の収益は診療報酬制度に依存しているため!
日本は少子高齢化により医療費が年々増加しているため、診療報酬を抑制し、医療費の伸びをコントロールしようとしています。
診療報酬が抑えられる中で、経営側が給与を大幅に上げにくい構造が成り立っているのです。
30歳で手取り30万を目指すための考え方
ここまで読んで、以下のように感じる人も多いのではないしょうか。
- 「30歳で月収38万、年収550万なんて全然無理じゃん。」
- 「私は平均年収より高いから、それでいいや。」
確かに、理学療法士が30歳で手取り30万円を稼ぐのは簡単ではありませんが、不可能ではありません。
その方法は、以下の3つに絞られます。
- 給与水準が高い職場へ転職する
- 副業で収入源を増やす
- 昇給、大学教員を目指す
ただし、③のスキルアップは時間がかかり過ぎる上、収入の伸びが小さいため、おすすめできません。
そのため、次章以降では「転職で給与アップする方法」と「副業で収入を増やす方法」に絞って解説していきます。
ステップ②:最速で手取り30万円を達成するためには「転職活動」



理学療法士が30歳までに手取り30万円を目指すなら、基本的には転職がおすすめです。
理由は、副業に比べて転職は即効性があり、確実性も高いため。
しかし、闇雲に転職しても給与はアップしません。収入を増やすためには、戦略的な転職活動が必要です。
本章では、収入アップを実現するための転職ノウハウを詳しく解説していきます。
給料水準を決めるのは「スキル」ではなく「場所」
理学療法士の給与水準に影響を与える要因は、下記の3点です。
- 勤務先の種類・地域
- 経験年数とスキル
- 経営状況や財政状態
この中で最も重要なのが、「勤務先の種類・地域」。
理学療法士の給与は、診療報酬制度による制限があり、年功序列で少しずつ昇給するのが一般的です。




給与を上げるためには、スキルアップよりも「どこで働くか」がカギになるよ。
以下では、どのような「職場」「地域」を選ぶのが良いかを、具体例も出しつつお伝えします。
手取り30万・年収500万円以上を狙える職場
給与水準が高い職場には共通のポイントがあります。
具体的にポイントをまとめました。
- 公務員や民間病院よりも、大手法人の総合病院
- 回復期病院よりも、急性期病院
- インセンティブ制度がある訪問リハビリ
- 地方よりも地方都市、地方都市よりも首都圏
筆者が過去2回の転職を経験し、多くの求人を比較した結果です。




はっきり申し上げて、『30歳で手取り30万・年収500万円以上を狙える職場』は、上記しかありません。
筆者の実例で恐縮ですが…20代で年収500万円を実現した一例です。
- 1年目で就職した回復期病院での年収は420万でした。
- 3年目で大手法人の急性期病院へ転職、年収470万に。
- 6年目で大手法人の急性期病院へ再度転職、年収510万に。
その他にも転職サイトで求人を探してみると、
訪問リハビリでは以下のような求人情報がありました。







「月収41万円以上」はすごいですね。
訪問リハビリはインセンティブがある分、このように収入を大幅にアップすることが可能です。 実際に、転職するだけで年収600万も目指せる可能性があるのは非常に魅力的です。
もっとも高収入の求人を調べたい方は、PTOT人材バンクがおすすめです。
LINEで完結できるので、手間が省けます。(通知オフできるから見たいときに確認可)
都市部と地方での給与差|手取り30万はどこで実現しやすい?
高収入の職場の特徴として、「地方都市」または「都市部」を挙げましたが、基本的に日本では人口が多い地域ほど給与水準が高い傾向があります。
理学療法士も例外ではなく、勤務エリアによって給与水準に大きな差があります。
その理由は、以下になります。
- 需要と供給のバランス
病院や訪問リハビリの事業も収益を上げやすく、給与水準が高くなる傾向。 - 競争が活発で、長時間が改善されやすい
都市部では理学療法士の求人数が多く、人材獲得競争が起こりやすい。 - 訪問リハビリの市場が大きい
都市部では高齢者の数も多く、訪問リハや自費リハのニーズが高い。
同じ法人内でも、勤務エリアによって給与水準が異なる場合も珍しくありません。
例えば、以下は全国に病院を展開する「国家公務員共済組合連合会(KKR)」の求人票ですが、都市部と地方で給与に差があることが確認できます。










同じ法人なのに、地域が違うだけで年収70万円の差も。
ちなみに、上記の都市部の病院では1年目の年収が450万円、6年目で500万円になります。給与水準が高い職場を選ぶだけで、手取り30万円にグッと近づきますね。
このように、どのエリアで働くかによって、給料が大きく変わるため、「給与を重視するなら都市部や地方都市」という選択肢を持つことが重要です。
転職活動するなら転職エージェントを活用しよう
ここまでの内容で、給与を上げるには、「場所」にこだわって転職することが重要だと理解できたはず。
では、具体的に「どうやって転職するのがベスト」なのか。
結論は、以下になります。
- 自分自身の希望条件を明確にすること
- 転職サイトではなく、転職エージェントを活用すること
本章では、「なぜ転職エージェントを使ったほうが良いのか」「転職はリスクでも、転職活動はノーリスク」について解説します。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サービスを使ったことがない人は、転職エージェントと転職サイトの違いがわからない人も多いはず。
転職サイトと転職エージェントは、同じ「転職支援サービス」ですが、特徴が大きく異なります。
以下に、2つのサービスの特徴をまとめました。
転職エージェントは、面接サポートや履歴書・職務経歴書の添削、さらに給与交渉のサポートまでしてくれるため、効率的に転職活動を進められるのが最大のメリット。
実際に、筆者も
「給与アップ」を目的に転職を考えている人には転職エージェントがおすすめですが、「とにかく楽に求人を見たい」という方は転職サイトを利用するのもありです。
▼ 「転職エージェントを使うべき理由」について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。▼



転職活動自体はノーリスク! まずは一歩踏み出そう
ここまでの内容を見て、「転職はめんどくさいな」「新しい職場になれるのも大変だしな」と不安に感じる人も多いでしょう。
しかし、実際のところ転職活動自体にリスクはほとんどありません。
その理由は、良い転職先が見つかるまでは、転職をしなければいいだけだから。
よく「転職活動=今の職場を辞めること」と考えてしまいがちですが、実際にはそんなことありません。納得できる転職先がなければ、今の職場に残ればOK。つまり、転職活動自体はノーリスクなんです。




転職エージェントを利用しても、内定をもらっても、転職しなければいけないわけではないよ!
転職活動をすると、以下のようなメリットがあります。
- 自分の市場価値がわかる
- 好条件の求人が見つかれば、年収アップのチャンス
- 「転職しない」という選択もできる
転職を経験した人の多くが「もっと早く動けばよかった」と後悔しているというデータもあります。
今の職場が「自分にとって本当にベストなのか?」を知るためにも、まずは転職市場をチェックしてみることが大切です。
筆者おすすめの転職エージェントに登録して、自分の市場価値を確かめてみましょう。
\おすすめの転職エージェント/
▼ 「転職活動の具体的な手順」について知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。▼



ステップ③:手取り30万円への近道!理学療法士おすすめ副業3選



理学療法士が手取り30万円を目指す方法は、転職だけではありません。
もう一つの有効な選択肢は「副業」です。
とはいえ、以下のように悩む方も多いはず。
- 「副業を始めたいけど、何から手を付ければいいのかわからないので…」
- 「副業になるほどの、スキルを持ってないし。」
しかし、理学療法士には専門スキルや経験を活かせる副業があり、未経験でも無理なく始められます。
本章では、理学療法士の副業ノウハウ、おすすめ副業3選を紹介します。
あなたに合った副業を見つけて、収入の幅を広げましょう。
理学療法士が副業を始めるべき理由
理学療法士が手取り30万円を実現するために、「副業」は非常に有効な手段です。
収入アップのスピードを加速させる以外にも、多くのメリットがあります。
その理由は、以下のとおりです。
- 事業所得で稼ぐことで、節税ができる
- 収入源が増えることで、経済的な安定につながる
- 将来的に独立の選択肢が広がる
なかでも、「事業所得で稼ぐこと」 には大きなメリットがあります。
給与所得と違い、経費を差し引いた額が課税対象となるため、手取りを増やしやすいのがポイント。
さらに、青色申告特別控除を活用すれば、本業の税負担を減らしながら副業収入を伸ばすことも可能です。
副業バレを防ぐ方法
ここまで副業のメリットを伝えてきましたが、副業を始める前に、多くの理学療法士が気にしているのが「職場にバレずに副業できるのか?」という点です。
結論からお伝えすると、正しい方法を知っておけば、副業バレはほとんどしません。
基本的に、副業が会社にバレる原因は以下の2つです。
- 住民税の増加
- 自分で職場の人に話してしまう
「自分で職場の人に話してしまう」に関しては、自身で気をつけるしかありません。
もちろん、SNSで副業の内容を投稿するのもNG。




ここでは、住民税の増加で副業バレする原因と対策について解説するね。
住民税の増加での副業バレは、以下の手順によります。
- 副業収入を得ると、住民税が増える。
- 住民税の支払い方法は2種類あるが、一般的には「特別徴収」で、毎月の給与から住民税が天引きされる。
- ただし、副業分は本業の会社経由で支払われるため、本業の給与分より住民税が高くなる。
つまり、③の部分で支払っている給料分よりも住民税が高くなってしまうので、「変だな。」と気づかれてしまうわけです。
これを防ぐには、確定申告時に「普通徴収」を選ぶことが有効です。
「普通徴収」とは、住民税を自分で支払う方法で、会社経由ではなく、自分で納付書を使って支払うため、会社に副業を知られる心配はありません。
税金について正しく理解し対策すれば、職場にバレるリスクを極力抑えつつ、副業を始められます。
下記では、理学療法士が無理なく始められるおすすめの副業3選を紹介します。
理学療法士におすすめの副業3選
結論からお伝えすると、理学療法士におすすめの副業3選は以下になります。
特徴もまとめてみたので、参考にしてください。
- 訪問リハビリのアルバイト
- WEBライター
- アフィリエイト・ブログ
![]() ![]() ![]() 訪問リハビリ | ![]() ![]() ![]() WEBライター | ![]() ![]() ![]() アフィリエイト・ブログ | |
---|---|---|---|
所得の種類 | 給与所得 | 事業所得 | 事業所得 |
事業の種類 | フロー型 | フロー型 | ストック型 |
難易度 | 易しい | やや易しい | 難しい |
即金性 | 即座 | 早い | かなり遅い |
費用 | 無料 | 安価 (PCのみ) | 安価 (PC+サーバー代など) |
自由度 | 時間・場所ともに制限 | クライアントの期限内 | 時間・場所ともに自由 |
おすすめ度 |
以下では、「訪問リハビリ」「WEBライター」「アフィリエイト・ブログ」の3つを詳しく解説します。
それぞれの特徴やメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかを見ていきましょう。
訪問リハビリのアルバイト
事業所得を得るほうが税金的に有利ということは説明してきましたが、「いきなり自分で稼ぐのはハードルが高い…」と感じる人もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、訪問リハビリのアルバイト。
何といっても、新たに勉強が必要ないこと、そして時給が高いことが大きなメリット。
実際の求人票を確認すると、地域差もありますが、時給換算で3000〜5000円が相場となっています。










筆者もアルバイトをしていましたが、3500円/40分の件数制だったため、時給換算だとそんなもんだったね。
訪問リハビリのアルバイトを探すなら、以下の理由から「ジョブメドレー」が便利です。



- 訪問リハビリの求人数が豊富
- 勤務地・給与などの条件を細かく検索できる
- オンラインで応募可能
「まず副業を始めてみようかな」「稼ぎは副収入が欲しい」などと考えている人は、訪問リハビリのアルバイトを検討してみてはいかがでしょうか。
\訪問リハビリの求人探しに最適/
WEBライター
WEBライターは、企業や個人のメディア向けに記事を書く仕事です。
理学療法士の知識を活かして、医療・ヘルスケア関連の記事を書くこともできます。
WEBライターの最大の特徴は、場所や時間に縛られず、自由な働き方が可能になること。




「場所に縛られたくない」「リモートワークをしてみたい」という人にはおすすめだよ!
WEBライターのメリット・デメリットを以下にまとめました。
Webライターとして稼ぐために大切なのは、基本的にライティングスキルです。
最近は、『Webライター』関連の本は多く出版されており、誰でもスキルを学べます。
筆者おすすめの本は、中村昌弘さんが執筆されている『経験ゼロから確実に稼げるようになる Webライターフリーランス入門講座
ライティングスキルを磨けば、1文字2円以上の案件も狙えるようになります。 特に医療系の記事は、単価が高いため、理学療法士の専門性を活かすチャンスです。
「在宅でできる副業を探している」「文章を書くのが好き、または興味がある」という方は、WEBライターを目指してみてはいかがですか。
アフィリエイト・ブログ
アフィリエイト・ブログは、インターネット上で記事やコンテンツを作成し、広告収入を得る仕事です。
自身のブログに広告を貼り、読者が商品やサービスを購入すると報酬が発生する仕組みです。
アフィリエイト・ブログは、最初の収益化までに時間がかかりますが、ストック型収入になり得ることが特徴。




ブログはライティングたけでなく、WEBマーケティングについても学べるので、ITスキルを身に付けたい人にもおすすめ!
アフィリエイト・ブログのメリット・デメリットを以下にまとめました。
ブログ開設や運営方法は、YoutubeやGoogle検索すれば大抵の情報は無料で手に入ります。
なかでも、ブログ界隈で有名なヒトデさんが運営する「ヒトデブログ」「ヒトデせいやチャンネル」は、これからブログを始める人には本当におすすめの内容になっています。
▼ 「ブログの始め方」について知りたい人は、以下の動画を参考にしてみてください。▼
一方で…
アフィリエイト・ブログはWEBライターと違って、文字だけを書くことではお金を稼げません。
収入の源は広告収入であるため、マーケティングスキルが必須。収益が発生するまでに1年以上かかることも珍しくないです。
サイトが上位表示されるようになれば、収入が自動的に発生する可能性もありますが、モチベーションを維持するのが苦手な方は、WEBライターから始めてみるのがよいでしょう。
【まとめ】30歳で手取り30万を達成するロードマップ
本記事では、【PTが30歳で手取り30万を稼ぐための方法】を紹介しました。
以下で、おさらいしていきましょう。
実践すべき3ステップの再確認
- 手取り30万円には月収38万円が必要
- 手取り30万円を稼ぐには「給与水準が高い職場へ転職」または「副業で収入源を増やす」
- 転職エージェントに゙登録して、転職活動を行う
- 実際に転職する場合は、「都心部の大手法人の総合病院」または「訪問リハビリ」
- 「転職しない」場合は、副業を始める
- まずは、「訪問リハビリのアルバイト」または「WEBライター」がおすすめ
すぐに行動すべきこと
理学療法士として手取り30万円を目指す道は、決して遠いものではありませんが、行動しなければ現状は変わりません。
まずは、以下の3点から始めてみましょう。
- 転職エージェントに登録して、市場の動向や自分に合った求人をチェックする。
- 副業の第一歩を踏み出す
転職活動も副業も、最初の一歩を踏み出すことが何より重要です。
ぜひ、今から行動を始めてみましょう。