- 「履歴書の正式な書き方わからないから、誰か教えて」と思っている人
- 「どんな志望動機を書けば採用担当者に響くのかな…」と不安に感じている人

- 理学療法士歴7年
- 転職2回経験あり、2度目の転職で年収500万円(残業なし)を達成
- 副業分もあわせて手取り30万円を達成
- 30歳までに年収600万円が目標
履歴書を書き始めたものの、以下のように悩んでいませんか?
- 「志望動機って、どう書けばいいの?」
- 「自分らしさって何?他の応募者と何が違うの?」
筆者も同じように、始めての転職活動では履歴書で頭を抱えていました。
とくに実習に行っていない病院への志望動機は書きづらく、「どこかで見たような、ありきたりな内容しか思いつかない…」と感じていたんです。




でも、ある“ひとつの考え方”を取り入れることで、スラスラと「伝わる文章」が書けるようになったんだよ!
そのポイントとは、志望動機をフレームワークに沿って構成すること。
この記事では、「履歴書の基本ルール・採用担当の心に響く志望動機の書き方」をわかりやすく解説します。
- 履歴書における基本情報の記載方法
- 志望動機を効果的に伝えるための文章構成
- 転職先の種類別・志望動機の具体例
転職に成功したい理学療法士の方に向けた、履歴書作成の完全ガイドです。
それではさっそく、本題に入りましょう。
履歴書の基本項目と書き方【記入例あり】



履歴書を開いたとき、最初に目に入るのは「氏名・住所・写真」などの基本情報。
- 写真がピンボケしている
- ふりがな表記がバラバラ
- アパート名や部屋番号の記載がない
こういった小さなミスが、思わぬマイナス評価につながることも。
本章では、履歴書の基本情報を「見やすく・正確に」記載するためのポイントを、丁寧に解説します。
「履歴書ってここまで気をつけるんだ!」と感じてもらえるはずです。
氏名・ふりがな・生年月日・連絡先の記入ルール
履歴書の氏名・ふりがな・生年月日・連絡先は、応募者を識別・連絡するための基本情報です。
正確かつ最新の情報を記載することを意識しましょう。
項目 | 書き方のポイント |
---|---|
①記載日 | 郵便局に持ち込む日(またはポストに投函する日)を記載 |
②氏名(ふりがな) | 戸籍通りの正式表記。旧字体なども省略せずに |
③生年月日 | 西暦か和暦で統一。提出日現在の年齢を記載 |
④連絡先(住所) | 都道府県から番地まで省略せず正確に記入。アパート名・部屋番号も忘れずに |
⑤電話番号 | 日中に連絡がつきやすい番号(携帯)を記入 |
⑥メールアドレス | ビジネス利用に適したアドレス(Gmail推奨)を使用。 |
証明写真の選び方と貼り方
履歴書で最初に目に入るのは「証明写真」。
写真の印象=あなたの第一印象と言っても過言ではありません。




「暗い」「ピンボケ」などの写真は、NGだよ。
証明写真の撮影と貼り付けには、以下の点に注意しましょう。
項目 | ポイント |
---|---|
サイズ | 縦40mm×横30mm |
服装 | 清潔感のあるスタイル(男性:スーツ/女性:ブラウスやジャケット) |
背景 | 白や淡いブルーなど無地のものを選ぶ |
撮影方法 | できれば写真スタジオでプロに撮ってもらうのがベスト |
裏書き | 写真の裏には氏名を必ず記入(万一はがれたときのため) |
貼り方 | 枠にぴったり収まるようにカット |
学歴・職歴の書き方と並べ方のコツ(中卒から、退職理由含む)
学歴・職歴の書き方のポイントを紹介します。
- 学歴・職歴は、時系列(古い順)に記載
- 学校名・病院名は正式名称で記載(略さない)
- 「入学」「卒業」「入職」「退職」の表記は統一
- 現在も在籍している場合は「現在に至る」+「以上」で締める




よくある疑問も以下に書いてみたよ。
免許・資格欄の正しい記載方法




取得日の古い順に記載するよ。
免許・資格欄には、業務に関連のあるものを中心に、正式名称で記載しましょう。
実際の記載例を紹介します。
略称 | 正式名称 |
---|---|
理学療法士 | 理学療法士免許 |
自動車免許 | 普通自動車第一種運転免許 |
認定理学療法士 | 脳卒中認定理学療法士(例) |
「仕事に直接関係ないけど、意欲が伝わるかな…」という資格は、本人希望欄で補足するのもおすすめです。
免許・資格欄には、できるだけ業務に関係する資格に絞ることで、印象がぼやけず強調できます。
志望動機の書き方と例文(理学療法士向け)



履歴書の中でも特に重要なのが「志望動機」です。
転職を考えている方にとって、説得力のある志望動機は“採用を左右する大きなポイント”になります。
本章では、採用担当者に刺さる志望動機の書き方と、施設別の例文をわかりやすく解説します。
志望動機を書く際はPREP法を活用しよう
志望動機の文章がうまくまとまらない…
という方には、「PREP法」の活用がおすすめです。
PREP法とは、主張をわかりやすく伝えるためのフレームワーク。
ビジネスシーンでもよく使われ、履歴書のように限られたスペースで魅力を伝える場面に最適です。
具体的には、以下の4つの順で展開します。
- P(Point):結論(志望動機)
- R(Reason):その理由・背景
- E(Example):実績や経験などの具体例
- P(Point):まとめ(意欲・将来の貢献)
履歴書では、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思ってもらう必要があります。




PREP法を活用することで、「短く、簡潔で、説得力ある構成」になるよ!
志望動機は「数字 × エピソード」で差別化
志望動機では、「なぜこの病院で働きたいのか」を具体的かつ説得力のある形で伝えることが重要です。
そのために効果的なのが、「数字(実績)×エピソード(経験)」の組み合わせ。
以下の3つのポイントを押さえることで、読み手に刺さる志望動機が作れます。
- 病院・部門の理解
- 自身の経験
- 将来のキャリアプラン
それぞれのポイントを具体例を交えて解説します。
病院・部門の理解
まずは、応募先の理念やリハビリの特徴を理解し、それに共感していることを明確に伝えましょう。
貴院が掲げる『常に一歩先の医療』という理念に強く共感しました。
私自身もこれまで、積極的に院外研修や学会に参加し、根拠に基づいた理学療法の実践に努めてまいりました。
今後は貴院で最新のリハビリ技術に触れながら、より質の高いサービスを提供し、患者様の回復に貢献したいと考えています。




病院の方針に共感することで、「他ではなくこの職場で働きたい」という意欲が伝わるよ。
自身の経験
次に、これまでの経験や実績を数字で裏付け、どのように活かせるかをアピールしましょう。
貴院が掲げる『常に一歩先の医療』という理念に強く共感しました。
私自身もこれまで、積極的に院外研修や学会に参加し、根拠に基づいた理学療法の実践に努めてまいりました。
今後は貴院で最新のリハビリ技術に触れながら、より質の高いサービスを提供し、患者様の回復に貢献したいと考えています。




具体的な数字と成果を交えることで、即戦力性を強調できるよ!
将来のキャリアプラン
最後に、この職場でどんな成長をしたいのか、将来的な目標を伝えましょう。
貴院が掲げる『常に一歩先の医療』という理念に強く共感しました。
私自身もこれまで、積極的に院外研修や学会に参加し、根拠に基づいた理学療法の実践に努めてまいりました。
今後は貴院で最新のリハビリ技術に触れながら、より質の高いサービスを提供し、患者様の回復に貢献したいと考えています。




キャリアプランを示すことで、「この職場で長く働いてくれそう」という印象を与えられるよ。
施設別・志望動機の例文
転職先に合わせた、理学療法士向けの志望動機の例文を紹介します。
ぜひ、PREP法を活用しながら…
①病院・部門の理解、②自身の経験、③将来のキャリアプランの3要素を意識して、あなたならではの志望動機を完成させてください。




「例文をそのまま使う」だけでなく、ご自身の経験やキャリアに合わせてアレンジしてみてね!
クリニックから救急病院への転職
私は、急性期医療の現場でさらに臨床スキルを高めたいと考え、貴院を志望いたしました。
これまでクリニックにて、外来患者を対象としたリハビリに従事してきましたが、より早期介入が求められる急性期の現場で、迅速な治療スキルを磨きたいと考えるようになりました。貴院は地域の救急医療を支える病院であり、多職種連携を重視している点に非常に魅力を感じています。
これまで培った患者対応力やコミュニケーションスキルを活かし、救急医療現場でも患者様の早期回復を支援できると考えています。具体的には、急性期患者に対する適切なリハビリ計画の立案や、チーム医療の中での調整役として貢献したいです。
今後は、急性期医療の現場での経験を通じて、さらに成長し、貴院の医療チームの一員として貢献したいと考えています。
回復期病院から総合病院への転職
私は、急性期から回復期まで一貫したリハビリを行える環境で成長したく、貴院を志望しました。
現在は回復期病院で勤務し、在宅復帰を目指す患者様のリハビリを担当していますが、急性期から一貫してサポートできる環境で、さらに専門性を高めたいと考えました。貴院では幅広い症例に対応しており、多職種と連携して治療に当たることができる点に魅力を感じています。
これまでの経験を活かして、急性期の患者様にも迅速かつ的確なリハビリテーションを提供し、早期社会復帰を支援する役割を担いたいと考えています。特に、コミュニケーション力を活かして、チーム内の調整役としても貢献できると考えています。
貴院での経験を通じ、患者様の回復プロセスを一貫してサポートし、質の高い医療を提供できる理学療法士として成長したいです。
訪問リハビリへの転職
私は、訪問リハビリの分野で患者様の生活に寄り添った支援を行いたく、貴社を志望しました。
病院内でのリハビリを経験する中で、患者様が自宅に戻ってからのフォローアップが重要であることを痛感しました。訪問リハビリなら、患者様の生活環境に即したリハビリを提供し、QOLの向上を支援できると考えました。
これまでの病院勤務で培った技術やコミュニケーションスキルを活かし、訪問リハビリでも患者様一人ひとりに合わせたケアを提供することで、地域密着型の医療に貢献したいと考えています。具体的には、在宅での安全な動作指導や生活環境の改善提案などを通じて、患者様の自立をサポートしていきます。
訪問リハビリの現場でさらに経験を積み、地域の方々の健康増進とQOL向上に貢献する理学療法士として成長したいです。
志望動機が不安ならプロに相談



「履歴書、志望動機を作成したけれど、この内容で本当に大丈夫なのか不安…」
そんな不安を解消したい方には、PTOT人材バンクの利用をおすすめします。
経験豊富なキャリアアドバイザーが、以下を無料サポートしてくれます。
- 履歴書の内容添削
- 応募先に合わせた志望動機の作成
- 志望動機を活かした面接対策




今回の記事内容を活かしながら進めてみて、もし不安な点があれば、プロのサポートを受けてみるのもありだね!
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履歴書提出時のポイントと注意点(郵送・持参)



履歴書を提出する方法は、主に「郵送」と「持参」の2つですが、それぞれでマナーや注意点が異なります。
ちょっとしたミスが印象を悪くしてしまうこともあるため、しっかり確認しておきましょう。
郵送の場合
まずは、郵送で履歴書を送る場合のマナーや手順を紹介します。




マイナビ転職が解説している画像がわかりやすかったから、紹介するね!
- 封筒のサイズは、A4が折らずに入る「角形2号」の白封筒を使用
- 封筒の表面に「履歴書在中」と赤字で記載(職務経歴書も同封の場合は、応募書類在中と記載)
- あて名は「御中」と「様」を併用しない
- 封はのり付け+〆マークを記入
- 簡易書留で送付すると、紛失リスクも減らせて安心
書類は、折れや汚れを防ぐためにクリアファイルに入れてから封入します。
書類の順番は、以下の通りです。
- 添え状(資格証のコピーなど)
- 履歴書
- 職務経歴書
持参の場合
基本的には郵送時と同じ準備でOKですが、持参時には特有のマナーがいくつかあります。




決定的に違う点は、封筒の書き方にあるよ!
持参の場合は、「履歴書在中」の記載は不要になります。
封筒の表面には、宛名のみを記載しましょう。
例:
「○○病院 採用担当者様」
「○○クリニック 採用ご担当者様」
そのため、「履歴書在中」と書くと不自然であり、マナー的にも避けるべきとされています。
【まとめ】差別化した履歴書作成で採用を勝ち取ろう!
この記事では、理学療法士としての転職を成功させるための履歴書・志望動機の書き方を解説しました。
おさらいすると、ポイントは以下の3つです。
- 基本情報や学歴・職歴は正確に、読みやすく記載すること
- 志望動機は、「病院の理解」「経験」「キャリアプラン」の3要素をPREP法で記載
- 提出方法(郵送・持参)によってマナーや封筒の記載に注意すること
履歴書は、単なる書類ではなく、あなたの第一印象を左右する“転職の武器”です。
細かい部分まで丁寧に準備することが、内定への近道になります。




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